医療用ウィッグを必要とする人たちのために髪の毛を寄付する活動をヘアドネーションと言います。
最近は一般的にもかなり浸透してきた言葉のように思います。
ESPERはこの活動の架け橋になるために、医療用ウィッグを子供へ無償提供している日本で唯一のNPO法人『JHD&C』の賛同サロンに登録しています。
ただ捨てられるはずの物がひとの役に立つならば、髪を切ることを生業としている者としてこれはやらなくては、と。もっともっと認知が広がって、髪に悩みを抱える子供達が少しでも救われるように。そのお手伝いができればと思っています。
具体的にはドネーション用カットをさせていただき、梱包とドナーシートの準備までを無料でさせて頂いております。また、JHD&Cの活動資金となる募金も日常的に行っております。(1Fのフロント横にあるブルーのBOXです。)郵送までご希望の方は、レターパック代として360円を頂き、ESPERで責任を持って送らせて頂いております。
『どのくらい長さが必要なの?』というご質問をよくして頂くのですが、31cm以上でようやくメディカルウィッグに使用できる長さとなります。ただ、31cmに満たない場合でも、シャンプーやトリートメント剤、カラー剤の開発に不可欠な「評価毛」として、またカットマネキンの素材として転売することでこのウィッグ制作費の一部となります。切る髪が短くても団体を手助けする力になりますので、ばっさり切ろうかな?とお考えの方は是非ご協力お願いいたします。
ちなみに、私も去年髪を切った際にはこちらに寄付させていただきました。あまりにばっさり切ったのでなんと取れた毛束は45cm。大収穫です。ダメージしていてもクセ毛でも白髪でも全然ウエルカムだそうですので、もし関心を持っていただけましたらお気軽にスタッフまでお声がけくださいね。