応援ありがとうございました!

美容の技術って信じられないほど奥が深くて幅広いんです。上手な美容師はたくさんの引き出しを 持ってます。でもその軸になるのは基礎。上手い人ほど基礎がしっかりしているのは美容に限らず 何でも一緒です。

 

 

達子、もういっぺん初心に帰ろう。敵は外にいる。

 

 

これは今年の初めに高達が言われた言葉。立派なスタイリストになるにはやっぱり基礎。一からやり直そう。となったらワインディングだ、そうだコンテストだと話は進み達子のワインディングコンテスト計画は息をつく暇もなく決まっていきました。

ワインディングとはざっくり言うとパーマをかける時に髪をペーパーに挟み込み、巻き込んで、ゴムをかけるあの一連の動作。それをウィッグ一頭寸分の狂いもなく綺麗に巻いたもん勝ちなのです。

実は一昨年にも深ちゃんパイセンと出場したのですがその時は見事に惨敗で悔しい思いをしました。今年はメンバーチェンジで2年目緒方と学生の頃コンテスターだった宇田川を引き連れの出場。 話が決まればとにかく練習練習の毎日です。 朝は7時半から夜は12時近くまで、とりあえずひたすら巻きました。みんな疲れも溜まります。 コンテスト間近になるとピークを迎えたのか夜な夜な踊り出す緒方、それをみてキレる宇田川。

それでも足りずにお休みの日にサロンに来て合宿もしました。たまたま足もみに来てた大久保先生が練習見がてらお昼にでもと景気付けに焼肉ランチに連れて行ってくれたり。

「練習前に腹ごしらえ!さ、ビール飲む人ー!」…恐るべし大久保教官。

 

 

当日の会場では色んな部門のコンテストが同時に行われていてこんな感じ。全国の美容師が一度 に大集合する凄く大きな大会です。 200人のライバルに囲まれみんな珍しく真剣な表情で頑張りました。ESPERスタッフも一同揃っ て大応援団で来てくれました。

さて、結果はと言うと200分の1になるのはそう簡単じゃなく惜しくも…惜しくも3人とも入賞ならず。ですが高達は今までで1番綺麗な仕上がりに。2年前と比べると格段に上達したのは自分でも実感出来ました。基礎が分かってやるのとがむしゃらにやるのでは大違い。先輩達に叩き直して貰った日々がようやく積み重なった瞬間でした。他の2人はどうだったでしょう。感想を聞いて みます。

 

 

まずは毎日朝練に7時すぎから一人で来て頑張って当日だけ寝坊しかけた緒方

最後まで出場を渋ってた男、緒方です。 このパーマの技術は、基本的には学校でも習う基礎の技 術なんです。え?そんなんできるし、今更やる意味ある?と! 最初言ってた自分を坊主にして反省させたいです。
平らなロッドを丸い頭に収めるための角度、コーミング、などなど できらぁ!と思ってたけどでき ないことだらけでした。 この1ヶ月、コンテストに向けて練習して、格段にレベルアップできまし た。 結果は至りませんでしたが、またコンテストにでるべく 日々の練習をもっと頑張ろうと思います!

 

 

お次に元コンテスターとしてESPERスタッフの絶大な期待を背に出場した1年生宇田川

学生の頃コンテストに出ていたこともあり有無を言わさずエントリーシートに名前が書かれていました。やるからには!と眠たい目をこすりながらの練習でしたがやはり努力してる人はもっともっとしてるんだなあと。自分に喝が入りました。次こそ表彰時に自分の名前が呼ばれるように、そして自分自身がやりきったど!!と思えるようにやりたいと思います。

 

 

それぞれ思う事は沢山あるようですが、今回のコンテストではESPERスタッフを初め沢山のお客様からもSNSを通して当日まで応援のメッセージを頂きました。頑張っている時に背中を押してくれる一言って凄く心強いんです。結果は残念でしたが本当にありがとうございました。練習で伸ばした事は必ず結果として出ます、出します。感謝の気持ちを返せるよう、そして日々のサロンワークがより良くなるようこれからもアシスタント一同成長し続けていきますのでよろしくお願いします!