WORLD WIDE STYLE 100 について

「ぶすかわいい」このキャッチーなワードを表現してきたヘアメイクと言えば宮森隆行を思い出す方も多くいらっしゃるのではないかと。コンプレックスだと感じている部分も宮森さんの目を通すととても魅力的でチャーミングに写っていて、それがヘアメイクを通してさらにとても魅力的な人物になっていく。相反することを成立させるには人について深く思案していないとできないことだな、とこのワードを聞くたびに思います。

色々やってるね、ESPERさん。と声をかけていただくと、あっ見て頂いてるんだなーと嬉しく感じてしまうのですが、ヘアスタイルについても近年たくさんの取り組みをしていました。これまで、できるだけ鏡に座った時のお客様を見てその時のテンションでスタイルを作り出す提案から、徹底的に世の中情報やお客様を分析してスタイルを事前に検討して提案するデザインノートを取り入れてみたり、お客様のニーズから技術開発をしてみたり、色々なのですが、ふと去年くらいから、「んーーー」と。なにかに縛られている、もしくは自分たちで決めすぎている感覚があって、何かみんなで楽しんでできることはないのかなーと。

表現であったり、環境であったり、いろんなことがもっと自由になれたらいいのになーと。

そこでそっかそっか、色んなことを飛びこえると、そこに楽しさが生まれるな。と考えたのが  WORLD WIDE STYLE 100 」なのです。実際これはやってみないとどうなるかわからない、なんだかスタッフみんな半信半疑だったのですが、やってみるとめちゃくちゃ楽しい!街で声をかけるのも、スタイルを提案するのも、住んでいる場所や日本に来た理由を聞くのもとっても楽しいのです。何しろ本当にみんなチャーミング!そしてスタッフ自身がみんな楽しんでるよね、と感じています。

日本人のかわいさについてとっても思案してきたESPERですが、今度はわたしたちのかわいいを世界の人たちに知ってもらって、繋がっていけたらどんなに楽しいだろうと、みんなワクワクしているのです。オリンピックに向けて街も少しずつざわざわしているので、こんな企画を思いついたのかなと思っているのですが、とにかく100人楽しい人たちに出会っていきたいです。

今13人目。今週14人目がきてくれます。
これからどんな国どんな人たちに出会えるのかとても楽しみです。