横浪修写真展　『PRIMAL』

親バカですいません。うちのコの写真が飾られてるんです。是非皆さん、見てやってください。

フォトグラファー横浪修の写真展「PRIMAL」開催。

ファッション誌や広告を中心に活躍し、海外でも写真集を出版するフォトグラファーの横浪修が、写真集『PRIMAL』を発表した。また、東京・目黒の学芸大学駅最寄りにあるタイポグラフィを中心としたグラフィックデザインの本を扱う古書店BOOK AND SONSにて,写真展「PRIMAL」を6月1日から23日まで開催する。 
横浪さん曰く
『今回のPRIMALではもう少し年齢の低い2才弱-3才の男女を対象に撮影を試みた。 より一層年齢が低くなる事でこちらが予想だにしなかった表情に出会え、驚きと発見があった。彼らは意識してこのような表情になっているのでは無く、無意識の中から浮き上がってくるのである…』

 

この撮影に望むにあたって、一番緊張してたのは間違いなく親でした。あの横浪大先生に我が子を撮影してもらえるなんて、こんなチャンス二度とない。出来るならとびきりの一枚を撮ってもらいたい、そんな風に思ったのはうちだけではないはず。撮影の決まり事にあった、『フルーツや野菜を挟める子』当日まで買ってきたオレンジでみっちり練習をしました。前日なんて両親そろって猛特訓、はさむ角度から顔の位置まで、本人にとったらなんのこっちゃですが、なにやらいつになく真剣なパパママになにか察したのかとにかく一生懸命頑張ったんです。
そんな中迎えた当日、色とりどりの沢山の果物の中から、うちのコが選んだのが『柿』もっとリンゴとか、洋梨とか洒落たやついっぱいあるのに、なんで？
『だって練習したオレンジがなくて、柿は同じ色だったから…』ってかわいすぎる。

撮影は、横浪大先生の人柄、優しく接し続けてくれたアシスタントさんの機敏な動き、そして少しは練習の成果もあったのかなんなく終了。泣きもせず、嫌がりもせず頑張ってジッとしてました。それでもやっぱり緊張してたんでしょうね、帰りの自転車は熟睡です。

で、この時は想像もしてなかったんです。まさかこんな瞬間をとらえていただけてるなんて。流石、大先生！出来上がった写真をみてびっくりしました。

『あぶく…』
言われたとおり、一生懸命じっとして、カメラを真剣にみて頑張って頑張って、頑張った結果
『あぶく…』
うちの娘、しっかりツメ跡残してきました。

是非皆さんにみて頂きたい。みんなすっごいいい表情をしてるんです。無作為の表情がこんなにも、ドラマティックで、一生懸命がこんなにもパワーがあるなんて本当、素敵な写真ばかりです。是非一度足を運んでください！

あぶく…この写真は家宝にします。

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