
2015年3月『移動本屋BOOK TRUCK vol.2』
イベント第一弾で大好評だったBOOK TRUCKの第二弾です。
今回は『二歩(にほ)』▶︎ http://www.unit-niho.comという、文字とことばのデザインユニットをお招きし、朝夜のワークショップも行いました。二歩さんは可愛い絵と文字あそび、ことばあそびを素材にして絵本、アニメーション、紙芝居、紙プロダクトなどを制作したり、子供向けにワークショップを開いたりして活動されている二人組です。例えばこんな感じに…
おもしろいですよね。二歩さん、なんとイベント中に旧esper.のエントランスにも仕掛けを作ってくれていました。ESPER歴代のテーマに沿ったイラスト!かわいい。
朝のワークショップはこんな感じ。鏡に向けると絵と言葉が不思議に重なって作品が完成するという『鏡の手紙』を親子で作りました。
日中のテラスはこんな感じで本がたくさん!
あと、このとき面白かったのは現役大学生の文芸部の子達に声をかけてBOOK TRUCKとともに学生達が作っている本の販売も行ったこと。なんのツテもないところからこういうつながりを生み出せるのがまたESPERのすごいところ…。笑 突然のいち美容室からのオファーに快く答えてくれた大学生の皆さん、本当にありがとうございました。こんな感じで代わりばんこで店番も頑張ってましたよー!
まだアマチュアながらに若い感性で描かれた作品の数々。突然の学生ゾーンに足を止めてくださったお客様も多数いらっしゃいました。このイベントが行われたのがもう4年以上前なので、この子たちはいま立派に社会人になっていることでしょう…
夜のワークショップは大人向けに、『光の手紙』というのを作りました。
↑これ、普通に見ると余白が空いている「またあおう」の文字ですが、これを光にかざすと…↓
「たてまえじゃなくて あなたとであえたきせきを おわらせたくないから うそじゃないよ。」という隠れたメッセージがでてきました。なんとロマンチックなのでしょう。そして、この文章は完全オリジナルでワークショップ参加者が綴ったものなのですが、一体このロマンチスト極まりない作品を作ったのはどこのどなただったのか…笑
今回は言葉に触れ合って楽しむ文学的なイベントなのでした。ではまた次回。